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辞めない介護現場づくり

第6回 定着をうながすための「よい職場環境」とは

<ポイント1> 職場環境のどこにメスを入れるべきか?

 職員の定着をうながすには、やはり「職場環境の改善」が欠かせません。その「職場環境」ですが、一般的に、ハード面の充実を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。例えば、休憩室や談話室が整っている、移乗等の介助を支援する機器が整っている、事業所内に託児施設がある……といった具合にです。
 ただし、いずれも大きな方向性のもとに整えられていなければ、職員の定着に寄与するとはいえません。例えば、移乗等の介助を支援する機器は、「職員の腰痛予防」などに効果はありますが、機器を導入したからそれで終わりというのでは、本来の目的にはまだ道半ばにすぎません。
 腰痛の原因としては、体重のある人を持ち上げたりする作業などはその原因の第一に考えられますが、寝不足など血流に悪影響を与える習慣も腰痛に関係します。そのような視点からすると、「腰痛予防」という大きな目的に向けた、夜勤体制の見直しや自宅でできるストレッチ法の伝授など、人事面の仕組みなども同時に整える必要があるわけです。
 その意味では、職場で今何が課題になっているのかを分析することが必要です。そのうえで、課題解決のテーマを定め、ハード・ソフト両面の施策を連動させながら総合的に解決を図っていかなければなりません。ちょうどそれは、利用者のケアマネジメントにおいて、一つの目標を共有したうえで、多様な支援策を連携させながら提供していくという流れに似ています。

第6回 定着をうながすための「よい職場環境」とは

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