ペコロスの母に会いに行く
- 著者名:岡野雄一
- ISBN:978-4-8167-0853-4
- 出版社名:西日本新聞社
- 価格:1,200円(税抜き)
- 発売日:2013年2月10日
認知症になった親はどのような世界に生きているのだろう...。どうか幸せであってほしい――それが家族の切なる願いではないでしょうか。
著者の母親は、人生の重荷を一つずつ下ろすかのように、ゆっくりといろいろなことを忘れていき、89歳の現在は認知症の施設に暮らしています。
本書は、故郷の長崎にUターンした息子(漫画家)が、老いていく母を見つめ支える日々を、4コマ漫画風に描いたコミックエッセイです。
「すべてを忘れ、思い出の中に生きる母」という重いテーマでありながら、切なくもほのぼのと暖かく、ユーモアにあふれ「忘れることは悪いことばかりじゃない」というメッセージが伝わってきます。
本書は自費出版した本が口コミで評判を呼び、西日本新聞社から出版されるとまたたく間に版を重ね、現在は台湾などでも出版され反響を呼んでいます。
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