晴れたら空に骨まいて
- 著者名:川内有緒
- ISBN:978-4-591-15242-3
- 出版社名:ポプラ社
- 価格:1,500円(税抜き)
- 発売日:2016年11月4日
本書は、自由に生き、その人らしく死んでいった人を、「その人の生き方に、ふさわしい形で見送りたい」と「散骨」を選んだ5組の家族・友人を取材したノンフィクションです。
著者は、ジョージタウン大学で修士号を取得し、パリの国連機関に勤務した後、フリーライターになった川内有緒さん。新田次郎文学賞を受賞した注目の作家です。
ある時、夫の遺骨を世界中に散骨して歩く女性に出会います。それをきっかけに、人はどう生きることも、どう見送ることもできると気づき、その時から「散骨」をした人たちに取材を始めます。
文章は軽やかで、ユーモラスで、しかも爽やか。見送りの形から鮮やかな「生」が浮かび上がってきます。
自分や親、家族にとって、大切な人にふさわしい見送りの形とはなんだろう、と考えさせられるのではないでしょうか。
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