お世話する人・される人がラクになる介護
- 著者名:宮子あずさ
- ISBN:978-4-569-81483-4
- 出版社名:PHP研究所
- 価格:1,300円(税抜き)
- 発売日:2013年9月20日
「人のお世話することを、やりがいや自己の成長といったきれいな言葉だけで語れない。でも私はこの仕事に惹かれつづけている」という著者は経験20数年間というベテラン看護師。
本書は3章から成り立ちます。第1章の「お世話される人の気持ち」では、「生きたいと思わないが死にたいと思わない」「若いというだけで、人に腹を立てる人がいる」など、一筋時縄ではいかないお年寄りの気持ちを温かい視線で描いています。
第2章の「お世話する人の気持ち」には、「嫌いな人をお世話したくない」「口だけ出す家族が許せない」など介護現場のスタッフの気持ちに寄り添いながら、今日から使えそうな具体的な対処方法が示されています。
そして3章では、著者自身が仕事を続けながら両親の介護を引き受けてきた様子が描かれています。
しなやかに、したたかに、介護の現実を前向きにとらえた、ノウハウたっぷりのエッセイ集です。
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