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遠距離介護で自滅しない選択

  • 著者名:太田差惠子
  • ISBN:978-4-532-17612-9
  • 出版社名:日本経済新聞出版社
  • 価格:1,400円(税抜き)
  • 発売日:2019年12月17日

 遠距離・中距離のところに住む親に介護が必要になったとき、「呼び寄せ」「Uターン」など、いろいろな選択肢が考えられます。自分の家庭生活や仕事を犠牲にすることなく、親の老後の安心と幸福につながる介護方法はないのでしょうか。
 本書では、別居のままで親の介護に通う「遠距離(中距離)介護」を選択した場合のメリットとデメリット、さらに「心構え」と「実用的な情報」について紹介しています。

 「入退院のたびに帰省できない」「きょうだいとの関係が悪化した」「親戚から親不孝と言われる」「帰省の交通費が家計を圧迫する」など、「遠距離介護」には、通常の介護の課題に加えて、別の課題もつきまといます。
 本書は「親が元気なうち」「いざ親が倒れたとき」「施設を検討するとき」さらには「最後の向き合い方」まで、どのように関わったら良いのかを、具体的な事例を取り上げてポイントを解説。

 現在、介護中の方から、将来に不安を感じている方まで、親の介護をする人に寄り添い、道案内をしてくれます。著者の「どうか『遠距離介護』で自滅しないで。」という言葉が心に響きます。

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