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親の介護で自滅しない選択

  • 著者名:太田差惠子
  • ISBN:978-4-532-17612-9
  • 出版社名:日本経済新聞出版社
  • 価格:1,400円(税抜き)
  • 発売日:2017年2月15日

 著者は、1996年に「離れて暮らす親のケアを考える会パオッコ」を立ち上げ、さらに20年間にわたり介護の現場を取材して歩いている太田差惠子さん。現場を知り尽くした介護の専門家が提案する実用書です。

 「親が弱ってきた。いつ介護申請する?」「医療費・介護費がふくれあがってきたら?」「離職を考えざるを得ないときは?」「どの段階で施設介護を検討すればいいの」――介護には、選択をしなければならない場面が必ず訪れます。
 著者は「どのような選択をとるかによって、介護うつ、介護離婚、時には介護破産等、介護する側が自分自身の人生を限界まで追い込むことにもなりかねません。それを回避するにはある程度の知識が大切」といいます。
 本書では、「親が元気なうち」に始まり「いざ親が倒れたとき」「施設を検討するとき」まで、それぞれのシチュエーションで、どのような考え方・行動をとれば自分の人生を犠牲にすることなく親を介護することができるか、そのポイントを見開き2ページでやさしく紹介しています。

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