徘徊感知機器
1.徘徊感知機器とは
認知症の人が屋外に出ようとしたときなど、センサーによって感知し、家族や隣人に通報するものです。
赤外線センサーやマットタイプのセンサー部分を玄関などに設置し、認知症の人が屋外に出た場合に警報が鳴る仕組みのものや、カード型やコイン型の端末部分(子機)を身につけた認知症の人が、設定した距離以上に本体から離れると自動的に警告音が発信するタイプなどがあります。

2.徘徊感知機器の導入における
注意点
選択にあたっては電池の耐用期間や感知範囲を留意します。
また、有効距離は建物の構造によって異なり、出入り口の数によっても採用するタイプを選ぶ必要があります。
センサー部分の電源は、外部から引くことが必要な場合もあるので確認を要します。
3.公的介護保険・福祉用具貸与の対象となるもの
介護保険法では下記のように定められています。
認知症老人徘徊感知機器
認知症の方が屋外へ出ようとした時等、センサーにより感知し、家族、隣人等へ通報するもの。
認知症の方が屋外へ出ようとした時等、センサーにより感知し、家族、隣人等へ通報するもの。
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