【軽度~中度】立ち上がりの介助
介護用ベッドの機能とポイント
(高さ調整機能)
- 高さ調整機能を使用し、ベッドの端に腰かけて座ったときに利用者の足底が床に付く高さ(身長により個人差はありますが40~45cmぐらい)に設定します。
- 要介護者自身の立ち上がる力をできる限り発揮してもらうために、要介護者の身体にあわせて高さ調整をすることがポイントです。
- さらに安全に立ち上がりの動作を行なうためには、介助バー(ベッドフレームに固定された手すり)を取り付けると良いでしょう。
介助の手順
- 利用者の膝がほぼ直角で足底がしっかり床について、深く座っていることを確認します。
- 浅く座り直し、介助バーの少し前方を握ってもらいます。
- 足を少し引いて、前かがみの姿勢を意識して立ち上がってもらいます。
- 介護者は横から背中や膝を支え、本人の立ち上がろうとする動きをサポートします。
- 立ち上がった後、姿勢が安定しているか確認します。
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