介護現場では上司により指導方法が違うので、だれに従えばいいのか迷う、との悩みを訴える介護職員がいます。上司から介護のやり方が違うと指摘された場合、まず丁寧に受け入れ、自分自身の介護方法を振り返り確認することが必要です。また、指摘された上司に「なぜ違うのか」「どこが違うのか」理由を質問して教えてもらうことで、互いにやり方の違いを理解することができます。
介護方法は一つではありませんが、利用者一人ひとりの心身状態に合った介護方法を提供することで、介護を安全・安楽に行なうことができ、利用者と介護者の双方の負担が少なくなります。そのためにだれが行なっても統一された介護方法が提供できるよう、勇気を出して、上司の指導方法を統一してもらう提案をしてみましょう。