事例1 介護費用の全体像をつかみたい(1/3)
中野裕次さんの父、晃さんは秋田県で一人暮らし。その父が最近めっきり弱ってきました。今すぐに必要なわけではありませんが、介護について真剣に考え始めました。いったい「介護費用」とは、何に、どのくらいかかるものなのでしょうか?

中野晃さんの場合
プロフィール
年齢・ 居住地 |
78歳 秋田県在住 |
---|---|
要介護度 | 自立 |
家族 | 【別居】(東京在住) 裕次さん(長男)50歳 およびその妻、子ども3人 |
経済状況
月収 | 年金約8万円 (国民年金約6万円+ 国民年金基金約2万円) |
---|---|
預貯金 | 500万円 |
資金 | 自宅(土地・建物) 時価800万円 |
※登場人物はすべて仮名です。
地方で一人暮らしの親が、
故郷を離れたくないと言う
中野裕次さんの父親晃さんは78歳。5年前に妻が亡くなってからひとりで暮らしています。父親は、掃除や料理が苦手で家の中は荒れ放題、少しずつ体が弱っていく父親の姿を見て、裕次さんは帰省するたびに、このままでいいのだろうかと不安が募っています。
そんなとき、「体がきついので、田んぼを売った」と電話がありました。農業をやめたとなると生活も心配です。
「そろそろ、東京に来て一緒に暮らさないか」と声をかけたのですが、「住み慣れた秋田で暮らしたい」と言います。たしかに、父親は口が重く人付き合いも苦手で、今から新しい土地になじめというのは酷かもしれません。呼び寄せるのはあきらめ、今後どのように暮らしていくつもりなのか、父親と話し合うために帰省しました。
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