事例11 マイホーム借り上げ制度の活用(1/3)
池田充さんは体調に不安があり、介護サービスが充実した安心して暮らせる施設に入ることを検討しています。しかし、資産の大部分の自宅を、売却するか貸すか迷っています。

池田充さんの場合
プロフィール
年齢 | 75歳 |
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要介護度 | 自立 |
家族 | 【同居】 ヨリ子さん(妻)70歳 【別居】 明良さん(長男)46歳、 およびその妻、長女44歳、 次女40歳 |
家族の経済状況
月収 (内訳) |
合計 約22万円 充さん 約16万円 (厚生年金+国民年金) ヨリ子さん 約6万円 (国民年金) |
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預貯金 | 充さん 3,000万円 |
資金 | 自宅(土地・建物) 時価5,000万円 |
※登場人物はすべて仮名です。
夫婦で施設に入ることを検討
池田充さんは21年前に建て替えた4LDKの家に夫婦ふたりで住んでいます。3人の子どもたちはすでに独立し、孫たちも大きくなり、夏休みなどもほとんど泊まりに来ることがなくなりました。家は夫婦ふたりで暮らすには大きく、階段の上り下りも面倒で、2階に上がることも少なくなり、今はほとんど1階だけで暮らしています。
充さんは持病の心臓病が徐々に進み、妻のヨリ子さんとふたりで暮らすことに不安になってきました。まだ自分が元気なうちに、介護が必要になったときにも安心して暮らせるように備えたいと考え始めました。
充さんは3人の子どもの誰かと暮らせたらと望んでいます。しかし、ヨリ子さんは長男の明良さんの妻とは折り合いが悪く同居を嫌がり一緒に暮らすことは無理そうです。長女はすでに夫の母親と同居していますし、次女は夫の転勤が多く同居を言い出せません。そこで皆が訪ねて来やすい場所にある、介護になったときにも安心な有料老人ホームへの入居を検討することにしました。
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