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事例11 マイホーム借り上げ制度の活用(2/3)

自宅を『売却』『貸す』
『担保にする』を比べてみる

 見学したい有料老人ホームのパンフレットを取り寄せ、実際に宿泊体験もして、候補の施設を数箇所に絞り込みました。希望するいずれの施設も入居金がひとり1,000万円程度で、月々の支払いがひとり20万円くらい必要です。

 そうなると、貯蓄だけでは無理があり、自宅の活用方法がカギになります。
 そこで、以下の3通りを簡単に計算してみました。

  1. 家と土地を売却する
  2. 不動産担保型生活資金
    (リバースモーゲージ)を利用する
  3. 自宅を貸す

▼表は左右にスクロールできます

売却 リバースモーゲージ 貸す
【住宅】
築21年 資産ゼロ?
【土地】
100万円×50坪
土地評価額 3,500万円(※)
×掛目(70%)
÷平均余命(10年)
÷12ヵ月
※評価額=時価5,000万円×70%
土地は売らず:5,000万円
月家賃(10万)×12ヵ月×残耐用年数
【売却収入】
5,000万円
毎月融資額 約20万円 5,000万円が残ったまま
賃貸収入 年間120万円

 自宅を売るか貸すかを検討していることを子どもたちに話すと、「資産は将来もらえると思って生活設計に入れてあるので、できれば残して欲しい」と言われました。

 もちろん池田さんとしても、少しでも子どもたちに残してあげたいと思っています。
 やはり売却はせずに、入居金に手持ちの預貯金を使い、毎月の利用料は年金と、不足分を自宅の賃料でまかなうことにしました。

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