花屋で目に付いた季節の花、庭に咲いた花、観葉植物の葉などを、コップなどに生けてみましょう。少しの材料でも、それぞれの花や葉がきれいに見える使い方を考えて生けます。小さな生け花は、生活に潤いを与えます。
生け花(一輪挿し)

用意する物
- 花
- 花器
- ハサミ
作品例
例1:
机の上に置く場合と、壁に掛ける場合とでは見る位置が違ってきますので、置く場所を考えます。
細い花器は花が止まりますが、生け口が広くて止まりにくい場合は、剣山を使います。剣山の代わりに、花屋で購入できる生花用給水スポンジを好きな大きさにカッターで切り、水に十分浸して使用するのもいいでしょう。

例2:
花に葉物や枝物と組み合わせると変化が出ます。庭の雑草でも風情があります。写真は雑草のカヤツリグサとネコジャラシを使った例です。
枝物や葉物を最初に生けます。長さのあるものは線がきれいに見えるように、斜めや横に伸びるように挿します。丸い葉や繁った葉の固まりの場合は、短くして花器の口が隠れるように生けます。

例3:
葉を長く使った場合は花を思いきり短くし、根締めとして花器の口のあたりに挿すと全体が引き締まります。長いものと短いものを組み合わせると変化が出ます。
使う花材とそれぞれの長さが決まったら、水に漬かる部分の葉と枯れた葉、繁りすぎた葉を落としてから生けます。

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