事例7 医療費・介護費が重なって苦しい(2/3)
医療費はいくらかかるの
だろうか?

弘さんは健康には自信があっただけに、民間の医療保険には加入していませんでした。
とりあえず、預貯金があるので支払いの心配はありませんでしたが、「自分は大丈夫」と信じていた弘さんにとって思わぬ出費になりました。
手術を行ない、その後の血栓溶解療法で15日間入院し、無事に退院しました。治療費は、注射、薬、画像診察など含めて約225万円でした。実際の支払いは2割ですので、諸雑費を含めて約50万円支払うことになりました。
ただ、医師からは、今後も定期的に治療が必要なこと、また今後の病状によっては、冠動脈バイパス手術が必要と言われ、その場合は400万円程度の費用がかかると言われました。
病院の支払いのとき、事務の方から「高額療養費制度」の説明があり書類を渡されました。これは、重い病気などで長期入院したり、治療が長引き医療費が高額になったとき、家計の負担を軽減できるように、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻される制度でした。
所得区分が住民税非課税等(Ⅱ住民税非課税世帯)の弘さんの場合、この制度のおかげで保険内の支払いは、1ヵ月で約24,600円でした。
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