1.介護現場の事故・リスク対応 ②事故・トラブルの原因究明の重要性
介護の現場で事故・トラブル(ヒヤリハット含む)が発生した場合、その原因をきちんと究明することが防止策の大原則です。
事故・トラブル防止を左右する
ポイントとは?
※BPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia:行動・心理症状)
認知症の症状には、「中核症状」と「行動・心理症状」(「周辺症状」とも言われる)がある。
「中核症状」には記憶障害・見当識障害・理解の低下などがあり、そこから二次的に起こる「行動・心理症状」は、徘徊・不潔行為・異食・人格変化・妄想などの形で現れる。
「後追い」的な対処ではなく、
「先回り」の対処を
- 「転びそうになったから支える」「(徘徊で)外に出て行ったから後を追う」という「後追い」的な対処では、介助者が付きっきりにならなければなりません。
これでは現場の負担は増えるばかりで、スタッフが疲弊する中で事故等の確率はさらに高まります。 - 「なぜそれが起こるのか」という原因・背景を分析し、「何が起こりそうか」という予測を現場で共有することで「先回り」の対処が可能になり、スタッフに心の余裕が生まれます。
- スタッフの心の余裕はケアにかかる言動を穏やかにし、利用者の不安や混乱の発生を防ぐことにもなります。この好循環によって、事故・トラブルの発生確率を全体的に押し下げることにつながります。
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