3.リスクの軽減 ①すべての職種がかかわる「環境チェック」
介護現場にはさまざまなリスクが潜んでおり、運動機能や療養などのリスクの内容に応じてかかわる職種が明確に認識し、共有することが必要です。
特に、生活環境に潜むリスクについては、ケアにかかわるすべての職種がその場その場でリスク軽減を図ることが重要になります。
環境チェックは、日々慌ただしい現場のなかではついスルーされがちですが、ケアの前に毎回行なうことで、事故のリスク要因を減らすことができます。
随時の「環境チェック」を
行なうことでリスクを減らす
具体的なチェックポイント
- ケアに際して利用者の動線上にある障害物はきちんと取り除かねばなりません。
- 福祉用具を使う際には、「それが正常に機能するか」を逐一チェックします(手すりなど、利用者自身が常時使っているものも含む)。
- 特に重大事故が発生しやすい入浴介助に際しては、脱衣所の気温や湯温(シャワーの湯温含む)をチェックしたり、浴室の床が滑りやすくなっていないかを丹念に確認します。
- ケアを行なう人が現場に入るときには、いきなり身体介護に入るのではなく、ひと呼吸おいて「利用者へのサービスが行なわれる」場の周囲にきちんと目を配ります。
- 視覚障害や視覚に影響を与える疾患がある人の場合、照明の具合などにも注意を払いましょう。
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