狙われないための防犯対策
犯罪者に狙われないためには、ご自宅をしっかりと防犯対策なさることも重要です。が、その前に犯罪被害に遭いにくくなる生活『防犯生活』を身に付けることが大切です。
決して難しくはありません。防犯生活の第一歩は「鍵を掛ける」習慣を付けることです。ほかには、古い表札を新しく苗字だけの物にすることで、被害に遭いにくくなります。
そのほかにも、
- 帰宅が夕方以降になる場合は、リビングの照明を点けて出かけるか、照明器具のリモコンについているタイマーを活用し、夕方以降に照明が点くように設定する。今は照明スイッチにタイマーが付いている物もあります。
- 車で出かけてガレージが空っぽになる場合は、真ん中に自転車を置く。
- 旅行などで長期留守する場合には、お隣りへ声をかける。
- 洗濯物は室内干しにする。外に干したい時には若い男物を一緒に干す。
- 玄関にも若い男物の靴を置く。
- 訪問者に対してすぐ玄関を開けない。
など、まだまだたくさんあります。
ご自宅の防犯対策としては、玄関のワンドア・ツーロックはあたり前です。
- 鍵は不正開錠しにくく、なおかつこじ開けのしにくい鎌錠に変える。
- ドアガードも日ごろから活用する。
- 玄関横にあるインターホンは門扉に移動する。門扉がない場合は敷地ギリギリのところに機能門柱を設置し、そこに着ける。もちろん録画機能が付いた物です。
- 窓ガラスは、ガラスに攻撃を加えた時に大きな音が鳴るガラスアラームを設置し、簡単に取り外すことのできない、鍵付きの補助錠もあわせて設置する。
- ガラスは防犯ガラスやCP認定(※)を受けた防犯フィルムを業者に全面に貼ってもらう。
- CPの雨戸やシャッター、面格子も有効です。せめて1階部分は施して頂きたいです。
- 敷地内を外から見えるように見通しを良くすることも大切です。
- そして明るさ。センサーライトなどを活用しできるだけ明るくしてください。敷地の見通しが良く夜間明るくすれば、犯罪者を近付きにくく出来ます。
- 防犯カメラも有効です。
今は、敷地内に犯罪者が侵入したことをキャッチし、スマホに通知をし、スマホを操作してご自身の声で威嚇したり、カメラ本体でライトや警報音で威嚇もできる「センサーカメラ」・「AIカメラ」がおすすめです。
また、その画像(映像)を110番通報時に警察に送ることができる『110番映像通報システム』の運用も始まっています。
犯罪者が犯罪を犯しにくい環境をつくりましょう。
※警察庁・国交省・経産省・建物部品関連団体で構成された、官民合同会議で定められている基準をクリアした住宅の建物部品につけられる認定です。さまざまな侵入手口に5分間(5分以上)耐えた住宅部品と認められた物です。
(ご参考)
住まいる防犯110番![]()
【執筆者プロフィール】
桜井 礼子/さくらい れいこ
一般社団法人 日本防犯学校学長。
事件現場の検証と取材に携わり、自分自身で出来る防犯対策などを分かりやすく解説。
弱者を犯罪被害から守る「予知防犯」を提唱する活動を展開。
また、地域を守る目となる【防犯士】の育成を全国で行なっている。