住宅侵入窃盗・強盗の対策と異常時の対処のしかた
住宅侵入窃盗や住宅侵入強盗は、私達に大きな不安をもたらす犯罪です。これらの犯罪を未然に防ぐ方法、万が一被害に遭ってしまった時の対処法、そして異常を感じた時の対応についてお話しましょう。
犯罪者は防犯意識の低い家や侵入しやすい住宅を選ぶ傾向があります。防犯対策の基本は「侵入しにくい環境づくり」です。玄関や窓には複数の鍵(補助錠)を設置し、窓ガラスは防犯ガラスや防犯フィルムをガラス全面に貼る、センサーライトや最新の防犯カメラを設置するなどがあります。
さらに、庭や敷地内の見通しを良くし、夜間は明るくすることが重要です。犯罪者の「入りたくない家」にすることが大事です。ご近所とのコミュニケーションも大切です。不審者や不審車両情報を共有することで地域全体の防犯力が高まります。
万が一侵入された場合は、まず自分や家族の命を最優先に考えてください。可能なら外へ逃げて近隣に助けを求めましょう。逃げられない場合は鍵のかかる部屋に避難し、携帯電話で警察(110番)へ通報します。鉢合わせになった場合は、絶対抵抗せずに犯罪者に従ってください。人体への被害を最小限に抑えられます。犯人が逃げた場合も現場はそのままにし、すぐ警察へ通報。決して現場に触れてはいけません。
「変な物音がする」など異常を感じた場合も110番通報です。物音がした方へ行くのは危険な行為なので絶対にしないでください。ご近所と情報を共有することで、地域ぐるみでの早期対応につながります。自分で解決しようとせず、必ず警察に相談してください。
防犯対策は日々の積み重ねが
【執筆者プロフィール】
桜井 礼子/さくらい れいこ
一般社団法人 日本防犯学校学長。
事件現場の検証と取材に携わり、自分自身で出来る防犯対策などを分かりやすく解説。
弱者を犯罪被害から守る「予知防犯」を提唱する活動を展開。
また、地域を守る目となる【防犯士】の育成を全国で行なっている。