犯罪者に狙われないための対策・狙われやすい住宅の特徴・狙われた場合の前兆
犯罪者に狙われないためには、防犯生活と防犯対策を施すことが重要です。犯罪者がどんな家を狙うのか?いくつかの特徴があります。築年数が古い、周囲から敷地内が見えにくい(見通しが悪い)、敷地内が夜間暗い、敷地や玄関・窓に防犯対策がされていない、郵便物が溜まっているなど留守と分かる家は、犯罪者にとって都合の良い家になります。
犯罪者に狙われないための防犯対策は、「音」「光」「時間」「人の目(カメラ)」「通報」。この5つを組みあわせて対策をしてください。第3回まででもお伝えしていますが、玄関や窓は必ず施錠をし(最低でもダブルロック)、防犯ガラスまたは防犯フィルムをガラス全面に貼り、補助錠やガラスアラームをプラスする、敷地内の死角に防犯砂利を敷く、センサーライトで明るさを補強する、最新の防犯カメラを設置するなどです。
最も重要なのが、敷地内に簡単に入れない環境をつくることです。また、長期間留守にする時は新聞・郵便を停めるなど不在を悟られない工夫も有効です。犯罪者は犯行を実行する前に下見をします。例えば普段見かけない人が家の周囲をウロウロしている、普段見かけない車が長時間停車・または同じ所を走っている。いきなり訪ねて来る点検や営業がある。電話が掛かってきて出るとすぐ切れる。玄関やガスメーターなどの見えにくい部分に変な印や記号・数字が書いてあるなどがあります。こうした「あれっ!何かおかしい」と感じた時にはすぐに警察へ相談なさってください。
また、地域の防犯活動にも参加して頂きたいです。地域のコミュニケーションは防犯に大変重要になります。防犯活動に参加しコミュニケーションをとることで地域全体の防犯レベルが向上します。犯罪者が一番嫌がる事は「地域住民に顔を見られること」です。
日々の防犯対策と地域への目配りが、犯罪者に狙われない住宅・地域につながります。家族や地域と協力しながら、安全・安心な環境を守って頂きたいです。
【執筆者プロフィール】
桜井 礼子/さくらい れいこ
一般社団法人 日本防犯学校学長。
事件現場の検証と取材に携わり、自分自身で出来る防犯対策などを分かりやすく解説。
弱者を犯罪被害から守る「予知防犯」を提唱する活動を展開。
また、地域を守る目となる【防犯士】の育成を全国で行なっている。