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3.在宅介護 ④事故が起こった際の対処法

 訪問中の事故においては「呼吸困難や意識障害などの対処を一刻も争う状況」「何となく様子がおかしいという程度の状況」「転倒などのアクシデントがあったが本人はしっかりしていて痛みも訴えない状況」など様々な状況があります。
 どういった状況が起きても現場で「手順への迷い」が生じないように、対処ルールを事前にきちんと定めておくことが欠かせません。
 事業所外のケースを含めて事故事例を蓄積しつつ、重大な結果に結び付く兆候(本人の反応など)を具体的に示したうえで、救急搬送の手配を的確に行なう準備を整えておきます。

 その場では担当者の気が動転することもあるので、例えば119番に通報した際や到着した救急隊員に対して「何を伝えるのか」を整理し、そのマニュアルを研修で暗唱させるなどの訓練も求められます。

利用者に何らかの異変が
生じた時点からの対処

「利用者に何らかの異変が生じた時点からの対処」を説明した図の画像

救急搬送時の適切な対応

  • 救急搬送の手配を行なって、救急隊員の到着を待つ間、適切な応急処置を施すことで救命率が上がります。「呼吸をしていない」「心肺が停止している」「大量の出血がある」という状況では、プロとして必要な応急処置を行なうことが求められます。
  • 応急処置を施した場合は、到着した救急隊員にその旨を伝えます。その後は救急車に同乗するのではなく、事業所や家族の連絡先を救急隊員に告げたうえで、事業所の指示を仰ぎます。
  • 正しい応急処置の方法を身につけておくために、半年に1回程度は、消防署や日本赤十字社などで開催される救命処置の講習などに事業所として参加する(あるいは講師を派遣してもらう)ことを企画しましょう。

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