3.介護等放棄
【介護等放棄にあたる虐待ケース】
高齢者のことを世話をしないで、放置したり...




度が過ぎていたら...
日々の生活に追われながらしなければならない介護は重労働で、疲れておろそかになってしまうこともあります。それがやがて高齢者をそのまま放置してしまっている状態になっていませんか?これが、介護等放棄(ネグレクト)という虐待になります。
身の回りの世話にただ追われて、高齢者の意思や尊厳が見えなくなると、このようなネグレクトにつながる落とし穴にはまりやすいもの。介護している親や高齢者の意思や尊厳について、もう一度ふり返ってみましょう。
チェックリスト
心あたりがありませんか?
居住部屋、住居が極めて非衛生的になっている、また異臭を放っている
部屋に衣類やおむつ等が散乱している
寝具や衣服が汚れたままの場合が多くなる
汚れたままの下着を身につけるようになる
かなりのじょくそう(褥創)ができてきている
身体からかなりの異臭がするようになってきている
適度な食事を準備されていない
不自然に空腹を訴える場面が増えてきている
栄養失調の状態にある
疾患の症状が明白にもかかわらず、医師の診断を受けていない
出典:東京都福祉保健局高齢社会対策部在宅支援課「東京都高齢者虐待対応マニュアル」(平成18年3月発行)
要注意
いずれも介護等放棄のサインの
可能性があります。
介護等放棄(世話をしない、放置する)
出典:「無意識のうちに虐待になっていませんか?」©社会保険出版社(無断転載を禁ず)