2.リスクのアセスメント ⑤アセスメント情報の整理・記録
利用者の状態像を立体的にとらえるために、インテーク(初回面接)とアセスメント(調査・評価)によって得られた情報を整理し、記録します。
アセスメント情報を
どのように整理するか?
情報を整理するための
記録作成の手順
1.利用者の既往歴を記録
①既往歴を漏らさず把握します。すでに治癒に至った疾患でも「再発リスク」や「背景にあるほかの疾患」にまで目を配ります。
②通院履歴、その後の転院(例えば脳梗塞後に回復期リハビリテーション病棟に移行したなど)の状況、服薬状況の変化などを記します。特別な療養管理がほどこされている場合は、それもチェックします。
また、特定の疾患からほかの合併症などが生じたら、その関連を矢印で示しておきます。
③末期がんや重度の心不全がある人の場合、予後と今後の生活への影響予測を(医療職の見解のもとに)記録します。
2.人体図のフォーマットへの転記
④アセスメントシート内に「人体図」のフォーマットを備え、①~③を転記します。これを行なうことで「その人の状態像」を立体的に把握する視点を築くことになります。
⑤それぞれの疾病・障害にかかるリスクと留意点をまとめます。①~③の記入から導き出される流れをまとめるとともに、④のなかにも転記するのがより良い方法でしょう。
④における立体的な視点に反映させていくことで、「身体上のこの部分と深く関係する生活行為において、こんなリスクもあるのではないか」という点に気付くことがあります。
こうした新たな気付きなどは赤字や吹き出しで記しておき、医療・看護職に確認します。これにより、情報の精度を底上げすることが可能になります。
参考資料(アセスメントシート):
「居宅サービス計画ガイドライン Ver.3(5 本人の健康状態・受診等の状況)」全国社会福祉協議会![]()