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2.リスクのアセスメント ③水面下のリスクの「洞察」

 見えにくいリスクを把握するには、目の前の事象から「水面下で起こっていることを洞察する」ことが大切です。そのためには利用者の表情や言動(発語の状況など含む)、居室内の臭い、利用者に触れたときの体温や筋緊張の状況など五感で察知することが必要になります。

水面下のリスクを
「洞察」することが大切

「水面下のリスクを「洞察」することが大切」を説明した図の画像

事例:初期の脳梗塞の発症を察知

  • 訪問介護でヘルパーが利用者宅に入ったとき、「何かいつもと違う」と感じることがあります。ある時、本人の口数が少なく、言葉を発したときにわずかですがろれつが回らないということがありました。
  • そこですぐに担当医などと連携をとったところ、初期の脳梗塞を発症していることが判明しました。幸い気付くのが早かったので大事には至らず、すぐに在宅に戻ることが可能になりました。
  • この初期症状の察知ができたことで、本人の重度化を防ぎ、サービス提供にかかる支障も最小限に抑えることができました。
  • また、いつもに比べて「利用者の表情や言動に力がない」「顔色が悪い」「むくみがある」などの場合に、「体調が悪いのではないか」「昨晩よく眠れていないのではないか」ということが洞察できます。本人から「具合が悪い」などの訴えがなかったとしても、さまざまな可能性を頭に入れつつ事業所に報告することで、事態が悪化する前の対処が可能となります。

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