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認知症ケアの
リスクマネジメント

認知症の症状は多くの人に理解されるようになってきました。しかし、介護現場では「突然、介護者の手を振り切って走り出した」「熱湯に手を入れてやけどをした」「自分のものと人のものとが区別できない」など、さまざまなトラブルが後を絶ちません。
なぜ、認知症の人はそのような行動をとるのでしょうか。ここでは、認知症の人への理解を深めながら、対応方法や事故防止について6回にわたって考えていきます。

「認知症ケアのリスクマネジメント」のタイトル用画像
更新日:2024年7月21日

認知症ケアの現場に多い
事故・トラブルとは

認知症特有の事故について「神経系への影響」「見当識の衰え」の視点で分析し、対策しましょう

基本は「認知症を理解する」
ことから

「原因疾患」「中核症状」「BPSD」を理解し、中核症状からBPSDを予測して対処します

アセスメントの充実で
事故リスクを減らす

病気や服薬、長年の生活習慣、ADLについての認知のズレなど多角的にアセスメントしましょう

BPSD(行動・心理症状)の緩和を図るために

不安や混乱を取り除くためのコミュニケーション、環境づくりによってリスクを軽減しましょう

BPSD(行動・心理症状)悪化を「事故」に結びつけないために

「徘徊」のパターン把握や付き添いの方法を知り、「暴力」「異食」はその原因を除去しましょう

家族への対応、
地域社会との連携

家族会や認知症カフェ、認知症対応ネットワークを活用した家族支援で虐待リスクを減らしましょう

プロフィール

執筆:田中たなか はじめ

昭和37年群馬県出身。介護福祉ジャーナリスト。
立教大学法学部卒業後、出版社勤務。雑誌・書籍の編集業務を経てフリーに。
高齢者の自立・介護等をテーマとした取材、執筆、ラジオ・テレビ出演、講演等を行なっている。
著書に『介護事故・トラブル防止完璧マニュアル』『全図解イラスト 認知症ケアができる人材の育て方』(ぱる出版)など多数。

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