2.「家庭内事故」①家のなかでの転倒を防ごう
監修:東京都健康長寿医療センター研究所
健康長寿新ガイドライン策定委員会
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シニア世代の多くの人は階段の上り下りやトイレへの移動時など、普段と変わらない生活を送るなかで事故に遭っています。衰えは足元からやってきます。転んでもけがをしないための体づくりと、家のなかに潜む危険な場所について見直してみましょう!

転ぶきっかけを減らそう

家のなかを移動するときにも、どこかに軽く手をついて(ライトタッチ)、体を支えておくクセをつけましょう。手すりや杖もその一つ。「転ばぬ先の杖」がライトタッチです。

転びそうになったら...

上のようにつまずいても踏ん張り、負担の掛からない体の支え方を身に付けておきましょう。こうして骨折のリスクを減らす身のこなしを覚えておきましょう。

足をひっかけない環境作りを

整理整頓をして、床などに物を置かないようにしましょう。就寝中もトイレなどへの移動に備え、廊下に常夜灯を。

薬はときに両刃の剣に!

薬が増える一方で、内臓機能の低下とともに副作用の影響を受けやすくなります。めまいやふらつきから転倒し、大けがを招くこともあります。
「家庭内事故」
①家のなかでの転倒を防ごう
出典:©社会保険出版社(無断転載を禁ず)
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