5.研修・OJT ①介護スタッフに求められる3つの能力
採用した人材を育てるべく介護現場ではさまざまな研修が行なわれていますが、大切なのは、計画的な人材育成が現場サービスの質に着実に結びつくことです。
そのためには、「サービスの質を高めるためには、スタッフのどんな能力を鍛えればいいのか」を見極めることが必要です。
具体的には、以下の3つの能力(三本柱)を伸ばしていくことを考えましょう。
- ①洞察力:
利用者の状況を正確に察知する能力 - ②課題解決思考力:
利用者の抱えるさまざまな課題を解決に導く能力 - ③自省力:
自分の体調や心の状況がどうなっているかを振り返る能力
※心身への負担がかかりやすい介護現場においては自らを省みる力が必要です。
この能力をここでは「自省力」と呼びます。
介護業務の流れに対応した
「求められる能力」
三本柱は介護技術を活かす土台
- 介護職の技能というと、スムーズな体位交換や安全な移動・移乗の介助といった「身体に覚えさせる技術」が中心となりがちです。
- 確かに大切なポイントではありますが、利用者の状況は十人十色であることを考えれば、「養成研修等で学んだ基本的な介護技術を再確認しつつ」「サービスの質にどうつなげていくのか」という点を重視したいものです。
- 「洞察力」「課題解決思考力」「自省力」の三本柱をしっかりと鍛えることが、身体で覚えた介護技術を活かす土台となります。
- 上記のうち「洞察力」の前提となる障害・疾病についての知識、口腔・栄養などの状態把握のスキルも修得する必要があります。
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