理学療法士はリハビリテーション専門職(以下リハ職)の1つです。ケガや病気などで障がいがある人などの機能を回復させ、さらに障がいの悪化予防を目的に、運動療法や物理療法を行なうのが主な役割です。
介護施設では、日常生活がスムーズに行なえるように、立つ、座る、歩くなど基本動作能力の維持や改善を重視しています。一人ひとり人生経験も、生活スタイルも性格も違いますので、その人に合った支援をしていきます。
現在、この施設には作業療法士も合わせて8人のリハ職がいます。皆、年齢も近いので相談したり、情報を交換したり、和気あいあいと切磋琢磨しながら毎日を送っています。私は5年間病院で理学療法士の経験を積んだ後、この施設に来て4年になります。