1.認知症ケア ⑤BPSD(行動・心理症状)を理解する3つのステップ
中核症状からBPSDがもたらされる流れを考えたとき、
- ①認知症の原因となる病気そのもの(中核症状)がもたらすリスクは何か
- ②中核症状が本人の心理にどのような影響をもたらしているか
- ③②の心理がどのような行動につながるのか
という3つの思考ステップが必要になります。
認知症対応のリスクマネジメントの
思考手順
本人の行動を抑制することで
生じるリスク
- こうした思考が整理されていないと、目の前で生じた現象を対症療法的に抑えるだけのケアになりがちです。目の前の本人の行動をただ抑制するだけでは、かえって本人の心理を刺激して激しい反発行動に結びつきかねません。
- 認知症高齢者に対する身体拘束が当然のように行なわれていた頃、拘束を嫌がって暴れた高齢者が車いすごと転倒するといった事故ケースも見られました。拘束や抑制は、リスクマネジメントにはなりえないということをもう一度確認する必要があります。
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