社会参加② ボランティア「ボランティアで社会とつながる!」
何歳になっても社会とつながり役割を持って生きる、周りから「ありがとう」と感謝される、少しでも社会に貢献する生き方を「貢献寿命」と呼び、その期間を延ばすことが新たな長寿価値として提唱されています。
ボランティアとして社会参加することは、まさに「貢献寿命」を伸ばすことにつながります。
自分に合ったボランティアとは?
ボランティア活動の種類は多岐にわたります。
多くの活動がよりよい社会を作ることを目的としていますが、自分のスキルをいかしたり、さまざまな個性や価値観を持つ人と交流したりすることで、参加する側も成長できるといった魅力もあります。
ボランティア活動で新しい生きがいが見つかるかもしれません。
自分のスタイルに合わせた
ボランティアを探す
現役時代の経験をいかす
これまでできなかったことを!
自身に興味があることから
自分に合ったボランティアに迷う人は?
インターネット上のホームページでは、チャート形式で表示するタイプ別のボランティア診断があったり、診断チャートの質問に答えるとあなたに合った「活動タイプ」や「ボランティア活動」を示してくれるサイトなどもあります。
参考:東京ボランティアレガシーネットワーク
ボランティアの仕事・窓口例
教育委員会
小学校の登下校の交通安全などの活動に関しては、地域の教育委員会に問い合わせるのが良いでしょう。
学校や子どもたちの安全に関するプログラムなどの情報を提供してくれる可能性があります。
- 小学校の登下校の交通安全など地域の安全を守る活動
ボランティアセンター
多くの市区町村にはボランティアセンターがあります。具体的にどのような活動に関心があるかを伝えれば、適切なボランティア活動を紹介してくれるでしょう。
- 自然環境美化のために、道路清掃や花壇の手入れ
祭りやイベントの主催者や団体
祭りやイベントの主催者や団体に直接問い合わせて参加を申し込むことができる場合もあります。
- 祭りの手伝いやイベント役員など、地域の伝統や文化を支える活動
地域包括支援センター
高齢者のサポートや介護に関するボランティアを探している場合、地域包括支援センターが有効です。
- 児童施設や高齢者施設の手伝い
- 介護や見守りが必要な高齢者を支援する活動
地域の行政新聞
地域の行政新聞やコミュニティの掲示板には、ボランティアの募集情報やイベント情報が掲載されていることが多いです。
- 点字の翻訳や盲導犬ボランティア
- 育児や家事をサポート
- 災害時の救援・支援をする活動
- 動植物の環境保護 など
その他窓口例
地域の公民館やコミュニティセンターにもボランティアの情報があります。
インターネット上のボランティア情報サイトやSNSを利用して、自分に合ったボランティア活動を探してみる方法もあります。
体験地域の防災の必要性を感じて
「互近助」ネットワークに参加
プロフィール
宮原 和郎さん(仮名) 52歳
都心から電車で1時間半、高齢者が多い大型団地に住み会社に通っている。仕事も忙しくご近所付き合いはほとんど妻任せ。
しかし相次ぐ震災で、防災の必要性を感じるようになった。
管理組合の「互近助」ネットワークの取組みを知り、徐々に参加。「若手」として活躍している。
参加して良かったことは?

私の住む団地は高齢化していますが災害時に「死者ゼロ」をめざして「いのちを守る防災」に取り組んでいます。災害時の安否確認は中学生等の力を借ります。
「互近助」ネットワークに参加して、幅広い層の知り合いができ、あいさつする知り合いが大きく増えました。災害時の食事提供を兼ねた炊き出しなども楽しんでいます。
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<明治安田健康開発財団提供>