青い水面に浮かぶスイレンは、華やかで涼しげです。
スイレンの花を作るのは、いっけん難しそうに見えますが、意外と簡単！
型紙を使う方法で作りやすく工夫しました。
セロファンで作る金魚が光に反射し、アクセントになります。
ハサミやカッターを使う際は十分ご注意ください。
スイレン
用意する物
台紙
- 模造紙 水色 １枚
スイレンの花（13輪）
- 上質紙（厚口） 15cm×15cm
白色 21枚 - 上質紙（厚口） 15cm×15cm
ピンク ９枚（※） - 上質紙（厚口） 15cm×15cm
黄色 ９枚（※） - 上質紙（厚口） 幅26cm×長さ40cm
黄色 １枚 - ※花びらの材料となるピンクと黄色の上質紙は、花１輪につき３枚重ねて使用します。
色の濃淡が異なる紙を３枚重ねると１色の場合より見栄えがよくなります。
（「用意する物」の写真は色の濃淡が異なる紙を用意しています。）
スイレンの葉（10枚）
- 上質紙（厚口） 15cm×15cm
緑色 ５枚 - 上質紙（厚口） 15cm×15cm
黄緑色 ５枚
金魚（３匹）
- セロファン紙 15cm×15cm
赤色 ２枚 - セロファン紙 15cm×15cm
黄色 １枚 - セロファン紙 ５cm×５cm 赤色 ４枚
- セロファン紙 ５cm×５cm 黄色 ２枚
- ワイヤー入りひも ７cm ３本
- ティッシュペーパー ９枚
水面
- 花紙 青色 ４枚
その他
- のり、ハサミ、カッター、両面テープ、
竹箸１本、黒ペン
型紙
それぞれＡ４サイズで印刷してご利用ください。
※使用する上質紙は、できるだけ厚口をお使いください。
コピー用紙や折り紙のように薄手ですと、立体感を出すことが難しくなります。
作り方
【１】スイレンの花を作ります。
１輪のスイレンは花びらパーツ（３個）と雄しべのパーツ（１個）を組み合わせて作ります。
１．まず雄しべのパーツを作ります。
①黄色い上質紙（幅26cm×長さ40cm）を、２cm幅で40cmの長さに切ります
（図①参照）。
②下部を５mm程度残して、１～２mm間隔で、切り込みを入れます（図②参照）。
③端から丸め、最後をのり付けします
（図③参照）。
④同様に合計で13個作ります。
２．スイレンの花びらの部分を作ります。
上質紙（厚口）を用い、３種類のスイレンを作ります。
＜型紙の準備＞
Ａ４サイズで印刷した「スイレンの花のパーツ」型紙から「花のパーツ（大）」と「花のパーツ（小）」を切り抜きます。
①切り抜いた型紙を用いて、白色の上質紙21枚から花のパーツ（大）を14個、花のパーツ（小）を７個切り抜き、型紙の点線を参考にして花びらに沿って切り込みを入れます。
②同様に、ピンクと黄色の上質紙からそれぞれ、花のパーツ（大）を６個ずつ、花のパーツ（小）を３個ずつ切り抜き、花びらに沿って切り込みを入れます。
③竹箸を用いて、花びら１枚１枚を内側に向かって、丸みをつけます。
④すべての花びらに丸みをつけます。
⑤３個のパーツを重ねてのり付けします。最後に雄しべをのり付けします。
⑥白いスイレンを合計で７輪、ピンクを３輪、黄色を３輪作ります。
【２】スイレンの葉を作ります。
＜型紙の準備＞
Ａ４サイズで印刷した「スイレンの葉のパーツ」型紙から葉のパーツを切り抜きます。
①切り抜いた型紙を用いて、緑色の上質紙５枚から葉のパーツを５個、黄緑色の上質紙５枚から葉のパーツを５個切り抜きます。
それに放射線状に折り目を入れます。折り目は等間隔ではない方が葉に表情が出ますので、好きな間隔で折ってください。
【３】金魚を作ります。
セロファン紙を用いて、金魚を３匹作ります。
①～④は金魚１匹の作り方です。
①セロファン紙を15cm×15cm１枚、５cm×５cm２枚、ティッシュペーパーを３枚、ワイヤー入りのひも７cm程度を１本用意します。
②ティッシュペーパーを３枚用いて、金魚の胴体を作ります。
紙を丸めて、楕円形になるように形を整え、のり付けします。
③15cm×15cmのセロファン紙の中央に、ティッシュペーパーで作った胴体を置き、セロファン紙で形よく包み、ワイヤー入りのひもで止めます。
５cm×５cmのセロファン紙は、一つの角をねじったものを２個作ります。
④③で作った３つのパーツを組みあわせてのり付けし、黒ペンで目を描けば完成です。
⑤同じ作り方で赤い金魚を合計２匹、黄色い金魚を１匹作ります。
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