
抗酸化物質を摂る

老化の原因のひとつに「活性酸素」があります。この活性酸素は、呼吸によって体内に入ってくる以外に、食事によって取り込んだ糖質や脂質をエネルギーに変える時にも発生します。そして、活性酸素が必要以上に体内で増えると、身体が「酸化」してしまい、老化が進む原因となってしまうのです。
私たちの身体は「活性酸素」を消去してくれる酵素を持っていますが、加齢とともにその酵素は減っていきます。そこで、活性酸素を抑える効果(抗酸化作用)の高い食べ物を積極的に取り入れるようにしましょう。

<抗酸化作用の高い食材>
ベータ
カロテン
(カロチン)
ニンジン、カボチャ、ほうれん草など
ビタミンC
フルーツ(キウイフルーツ・いちご・かんきつ類など)
緑黄色野菜(ブロッコリー・青菜類など)
ビタミンE
植物油、種実類(ごま・アーモンド・ピーナッツなど)
ポリ
フェノール
赤ワイン、ココア、緑茶、リンゴ、大豆など
その他
アボカド、ニンニク、トマト、バナナなど。また、ピーナツの薄皮やフルーツの皮にも栄養素が含まれています。
しかし、効果が高いからといって一つのものばかり食べるのではなく、日常の食事に取り入れてバランスの良い食生活をするようにしましょう。