
睡眠は重要
私たちが寝ている間に、身体のなかではいろいろな大切なことが行なわれています。
・脳の休息
脳の機能を修復・回復させることによって判断力や記憶力低下を防いだり、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンなどの分泌を正常にすることで、ストレスの軽減や不安障害などを軽減することが期待できます。
・免疫力の向上
細胞の代謝を促すことにより免疫力を高めたり、生活習慣病へのリスクを減らします。怪我や傷などの治癒を促進したり、丈夫な骨や若々しい肌を維持する働きもあります。
・老廃物の排除
体内に溜まった老廃物の処理や脳に溜まった毒素を排除します。

睡眠不足になると、食欲をコントロールするホルモンの分泌バランスが崩れるため肥満につながることもあります。
このように、睡眠は脳や体を健康に若く保つためにとても重要なことなのです。
では、良い睡眠をとるためにはどうしたらいいのでしょうか。まず、朝起きたら外の光をしっかりと浴びましょう。そうすることで体内時計が整い、夜に自然な眠気を促します。
また、寝る前には胃腸の働きを活発にしない方がいいので、就寝する3時間前以降には食事をしない、ノンカフェインの温かい飲み物を飲んだり入浴をして体を温める、寝る前にスマホやテレビなどの脳を刺激する明るさを避けることが大切です。
さらに、身体に合った寝具やパジャマを用意したり、音や光を遮るなど、安眠できる環境づくりも大切です。