2-3.老人性縮瞳(しゅくどう)が起きる・視野が狭くなる
老人性縮瞳(しゅくどう)が起きる
暗いところでは、少ない光をできるだけ効率良く取り込めるように瞳孔が開きます。しかし加齢により、暗いところでも瞳孔が開かなくなります。
これを老人性縮瞳と言います。このため、網膜に到達する光量が低下し、色は全体的に明度・彩度が下がって見えます。
<「明るいところ」と
「暗いところ」での瞳(瞳孔)の変化>
視野が狭くなる
視野とは、正面を見た時に目を動かさずに見える範囲のことです。正常な方の目の視野は、鼻側60度、耳側100度、上側60度、下側70度と言われています。
また視野には、ぼんやりと見えていてもあまり意識が集中していない「周辺視野」があります。加齢とともに視野が狭くなり、さらに周辺視野に対して、「視野には入っているが脳が認識しない」という傾向があります。
<ゴールドマン 視野検査の値>
(右眼)
医学博士 宗像秀子(2016年2月公開)
1
目の見える仕組みと
老眼2-1
加齢とともに目は
このように変化する2-2
水晶体が濁り、対象が
ぼやけて見える2-3
老人性縮瞳(しゅくどう)が起きる・視野が狭くなる3
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<明治安田健康開発財団提供>
<明治安田健康開発財団提供>
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