6.生きがいづくりで元気と若さを保ちましょう
(東京大学医学部附属病院 老年病科教授)
ご近所の方や友だちと、よくおしゃべりをしていますか?
そんな交流が減っている人は、外出も減っているはず。
家にじっとしているだけでは刺激も少なく、足腰も弱り、これがフレイルへの大きな落とし穴になります。
下のような役割ややりがい、仲間とのつながりがフレイルに近づかない大きなカギなのです!

交流の場はあなたの身近なところにも!


案外いいフレイル予防①
介護の手伝い
いま介護事業所では、高齢者をヘルパーとして積極的に活用するところも増えてきています。
介護の手伝いは、要介護を「明日の我が身」と意識して、自分の健康を真剣に考えるきっかけになります。

案外いいフレイル予防②
ダンス・ご当地体操・カラオケ
地域色を活かした体操活動が全国各地で誕生しているのをご存じですか。
ダンスやみんなで行なう体操は、知的活動や身体活動、社会交流が同時に体験できます。
また、歌えば喉の筋肉が鍛えられ、ムセや誤えん防止にも効果的です。

生きがいづくりで元気と若さを
保ちましょう
「見直そう!病気や薬との付き合い方」
©社会保険出版社(無断転載を禁ず)
よくわかるフレイル・サルコペニア予防シリーズ 記事一覧
介護予防と健康維持
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<明治安田健康開発財団提供>