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5.やせとサルコペニアへの対策...それは栄養と運動の2本立て!

監修:矢可部満隆
(東京大学医学部附属病院 老年病科助教)

 高齢になって食が細くなり、食事の量が減って摂取される総エネルギーが足りなくなると、筋肉を壊してエネルギーとして使われてしまいます。
 やせの人は、まず十分な量の食事をとり、体重を増やしましょう。

 ただし、栄養をとるだけでは、脂肪だけが増えることにもなりかねません。適度な運動をして、筋肉をつけることも必要です。

サルコペニアの悪循環を断ち切りましょう!

適切な対策で
予防が期待できます

 40歳を過ぎると、筋肉量は年々減少していきます。
 しかし、適切な食事と、筋肉に負荷をかけるトレーニングを行なうことで、筋肉量の減少を予防できる可能性があるのです。

 筋肉維持のためには、なるべく早い段階から積極的に対策を取り組むことが重要です。

日本老年医学会雑誌 2010; 47: 52-57より改変

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