4.骨粗しょう症を予防するために...
監修:小川純人
(東京大学大学院医学系研究科 加齢医学准教授)
(東京大学大学院医学系研究科 加齢医学准教授)
1.1日800mg以上のカルシウムをとりましょう
骨を丈夫にするためには、バランスのとれた食事が大事です。
特に大切なのが骨を作るカルシウム。乳製品、小魚、海藻などに多く含まれています。
ただし過剰摂取もよくないので、サプリメントでとる場合は注意しましょう。

日本食品標準成分表2015年版(七訂)から算出
2.天気のよい日は日光浴を!
カルシウムの吸収を促進させるのがビタミンDです。
ビタミンDは食事でとる以外に、日光を浴びることによって体内で作り出されます。晴れた日は積極的に外出しましょう。
食品では、魚(さけ、さば、かつおなど)、きのこ、卵などに多く含まれています。

3.普段の生活の中に運動を取り入れましょう!
筋肉を鍛えることも転倒や骨折の予防になります。
特に重要なのが、足に体重をかける運動。ウォーキングや階段の上り下りなど、無理のない範囲で日常生活に取り入れましょう。
買い物に行ったり、家事をしたりして小まめに体を動かすこともおすすめです。

骨粗しょう症を予防するために...
出典:「自分で防ごう!『転倒・骨折』」
©社会保険出版社(無断転載を禁ず)
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<明治安田健康開発財団提供>
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