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5.家の中の環境や動作、薬の影響にも注意を!

監修:小川純人
(東京大学大学院医学系研究科 加齢医学准教授)

屋内での転倒を防ぐ対策を!

 転倒は、家の中でも起こります。若い頃のようには体が動かなくなりがちですから、転びやすい要因は少しでも減らしましょう。

階段や風呂場などに手すり、滑り止めをつける

段差をなくす

照明を明るくする

カーペットは固定する

カーペットは固定する

照明を明るくする

寝起きに注意しましょう

 寝起きはふらつきやすいので、夜中にトイレに起きたときや、こたつで昼寝から起きたときなど、転倒しないように注意しましょう。

急に立ち上がらず、座った姿勢で体勢を整える

起きるときは照明や足元ライトをしっかりつける

薬の影響にも注意しましょう

 高齢になると薬を何種類も飲んでいる人も多く、副作用で転倒しやすくなることがあります。特に下記の薬は注意しましょう。

転倒を生じやすい薬の例

 睡眠薬、精神安定剤、抗不安薬、抗うつ薬、抗精神病薬、降圧利尿薬、血管拡張薬、非ステロイド鎮痛消炎剤、強心剤などの心疾患治療薬、抗けいれん薬、抗パーキンソン病薬 など


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