5.体重管理と生活習慣の工夫で、ひざ痛を予防・改善!
(帝京大学医学部整形外科 教授)
体重管理
平坦な場所を歩くときは体重の約2~3倍の負担が、階段を下りるときは体重の約3~4倍の負担がひざにかかります。肥満気味の人は、まずは体重の5%減を目指し、次にBMI(Body Mass Index:体格指数)を22に近づける努力を!
あなたの体重の5%は?
現在の体重( kg)× 0.05 = あなたの体重の5%はkg
適正体重を知ろう!
身長( . m)×
身長( . m)× 22 = あなたの適正体重はkg
肥満度をチェックしてみよう!
体重( kg)÷
身長( . m)÷
身長( . m)= あなたのBMI※は
目標とするBMIの範囲
18~49歳 | 18.5~24.9 |
---|---|
50~64歳 | 20.0~24.9 |
65歳以上 | 21.5~24.9 |
※BMIが25以上にあたる体重が「肥満」とされ、BMIが22のときが最も病気になりにくい「適正」といわれています。

生活習慣
普段の生活スタイルやいつも履いている靴が、ひざを痛めつけていることも。日々の生活を改めたり、気遣ったりすることで、ひざの痛みを軽減できることもあります。
生活スタイル
ひざを深く曲げる和のスタイルよりも、椅子、ベッド、洋式トイレなどを取り入れた生活スタイルがおすすめです。

靴の選び方
ひざに負担がかからないように長さ・幅共に自分の足に合ったサイズのものを選びましょう。

ひざの保温
ひざ周りの血流を良くすると、痛みが緩和されます。38~40℃のお湯での入浴がおすすめです。

体重管理と生活習慣の工夫で、
ひざ痛を予防・改善!
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<明治安田健康開発財団提供>