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骨折の症状

骨折の症状

 骨折時にみられる症状には骨折に固有の症状と、一般外傷症状があります。以下に列挙しますが、これらすべてが観察されるとは限りません。

1.痺れ

 圧迫骨折は、骨の弱った高齢者や骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を患った高齢者に多い骨折であり、腰椎圧迫骨折の代表的な症状は、「腰の痛み」や「背中の痛み」です。腰椎圧迫骨折の痛みは、体を動かした時、背骨の骨折部分に負担がかかる時に生じます。ほかに、骨折により神経が圧迫されると、痺れを伴うこともあります。

2.疼痛

 骨自体には神経がないが、骨折を起こすと骨の表面にある神経が集中している骨膜が破壊され、ほとんどの場合で強い自発痛や圧痛を生じます。骨折時の圧痛は骨折部に限局して強いのが特徴です。疼痛のために動きを制限されるケースが多くなります。

3.転位、変形

 骨折した骨がずれたり曲がったりします(転位)。その結果、骨折した部位の見た目の形が変わります。

4.軋轢音

 骨折により骨が離断している場合、その骨折部位を押すと「ぎしぎし」または「ぼきぼき」や「ぐずぐず」といった音を触知します。骨折して割れた骨同士がこすれて起こるもので、骨折特有の症状でもあります。ただし、耳で聞こえるレベルではなく治療者が触知するものが多くなっています。

5.骨による支持性の消失・異常可動性

 骨折した場合、不全骨折(いわゆるひび)を除き、最低でも二つに分かれます。また、複合骨折あるいは粉砕骨折では三つ以上に分かれ、骨による支持性が失われます。そのため、関節ではない異常な部分に関節のような可動性(異常可動性)を生じるケースもあります。

6.皮下出血・腫脹

 骨折を起こすと、折れた部分から出血が起こり、骨折部を中心に皮下出血や独特の強い腫れが出現します。この出血や腫れは、初めは骨折部分に限局して起きますが、次第に浸潤して広がっていきます。

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