7.楽しく栄養をとるための合い言葉で毎日チェック「さあにぎやかにいただく(※1)」を実践!
(女子栄養大学 地域保健・老年学研究室 教授/前東京都健康長寿医療センター研究所 副所長)
(東京都健康長寿医療センター研究所 管理栄養士)
※1「さあにぎやかにいただく」は、東京都健康長寿医療センター研究所が開発した食品摂取多様性スコアを構成する10の食品群の頭文字をとったもので、ロコモチャレンジ!推進協議会が考案した合い言葉です。
低栄養予防のポイントは以下の3つです。このポイントを意識して低栄養予防に取組みましょう。
1日3食は基本中の基本

朝食、昼食、夕食の3食きちんと食べることが低栄養予防の基本。一度にたくさん食べられない場合は、間食で補いましょう。
毎日10食品群を目標に
10食品群を満遍なく食べるようにしましょう。

合い言葉は「さあにぎやかに、いただく」と覚え、この10の食品群の中から毎日7種類以上(※2)をとりましょう。
※2東京都健康長寿医療センター研究所 健康長寿新ガイドライン策定委員会
孤食を避けよう

家族や友人と会話をしながら食事を楽しんでください。
外食や食事会などをすることも食欲増進につながります。
水分もお忘れなく!
高齢になると、体の中の水分比率が低くなります。そのため、大量に汗をかいたり、下痢をしたりすると、簡単に脱水症状に陥ってしまうことも。
少なくとも、1日コップ5杯は飲むようにしましょう。
「さあにぎやかにいただく」を
実践!
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<明治安田健康開発財団提供>