MY介護の広場トップ >  一般のみなさま >  介護予防と健康維持 >  介護が必要になりやすい病気・症状 >  肺炎の予防と再発防止

肺炎の予防と再発防止

感染を防ぐために、こまめな手洗い、うがい、口腔内ケアが大切です。

 肺炎は感染症の一つです。従って感染予防が最も重要です。日常の生活のなかでできる予防として、こまめな手洗いやうがいを欠かさないことが大切です。特に冬季など、風邪やインフルエンザが流行する季節は、外出時に必ずマスクを着用するようにしてください。

 もちろん、肺にとって悪影響をおよぼすタバコは厳禁です。タバコはのどを荒らすほか、線毛による排出機能を衰えさせることで、細菌やウイルスが侵入しやすくなります。

 誤嚥性肺炎の予防としては、口の中を清潔にすることが大切です。睡眠中に唾液が気管に入ることがありますので、口腔内の細菌を少しでも減らすことが予防につながります。特に就寝前の口腔ケアはしっかりと行なうことを心がけ、歯磨きやマウスウォッシュなどで、口の中を清潔に保つようにしてください。

 食事を摂る際の姿勢も大切です。猫背にならないように、姿勢を正しくして、誤嚥を起こしにくいようにしましょう。

 睡眠時の姿勢も、介護ベッドであれば角度をつけて頭を高くしたり、普通のベッドの場合は枕を高くするなどして、唾液の誤嚥を防ぎましょう。

 また、身体の抵抗力を高めることも肺炎の予防につながります。適度な運動の習慣を持つほか、腸内環境を整え、免疫機能を高めるために、ビタミンCを多く含む食品やヨーグルトなど乳酸菌を摂り入れることも大切です。もちろん、十分な睡眠や規則正しい生活を送ることも心がけてください。

MY介護の広場トップ >  一般のみなさま >  介護予防と健康維持 >  介護が必要になりやすい病気・症状 >  肺炎の予防と再発防止