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心筋梗塞のリハビリテーション

心筋梗塞のリハビリテーション

 心筋梗塞を一度でも起こしたということは、心臓のポンプの力が衰えてしまったということです。その重症度によって程度はさまざまですが、例えばこれまで4基のエンジンで飛んでいたジェット機が3基のエンジンになったり、ひどい場合には1基のエンジンで飛ばなければならなかったりするような状態です。1基のエンジンで飛ぶためには、当然スピードをおとさなければならず、また重量も減らさなければなりません。人間でいえば歩いたりする速度をおとしたり運動量をおとすことにより無理のない生活をしなければなりません。そうでないと飛行機は墜落、人間でいえば心不全や不整脈を起こし死につながってしまいます。

 そういったことにならないようにする一つの重要な手段が、心筋梗塞後のリハビリテーションです。心筋梗塞後のリハビリテーションは入院した時から退院までの急性期リハビリテーション、退院後に社会復帰をするまでの回復期リハビリテーション、それ以降は再発予防のためにほぼ一生続く維持期リハビリテーションにわけられます。

 通常は、入院当日はベッドの上に安静になり、心筋梗塞の程度により歩行開始や入浴開始の時期が決まりこれもリハビリテーションの一環となります。短い人で1週間、平均約2週間で退院となりますが、入院期間が数ヵ月におよぶ患者もいます。退院後は保険診療で心臓リハビリテーションが認めらており、最近では週に1~3回病院に通い自転車をこぐリハビリテーションをするプログラムを持っている病院も多くあります。徐々に運動量を増やしていき、心臓機能の改善や危険因子の軽減に効果を発揮します。

 また、退院時に行なう運動負荷試験で運動量の設定を行ない、リハビリテーションを個人で行なう方法もありますが、いずれにしろ適切な運動の継続は予後の改善に有効であることが知られています。もちろん、入院前から足腰が悪かったために歩行をすることができない患者もいますが、そういう人は心不全や不整脈を起こさずに入院前の生活状態まで回復することがリハビリテーションということになります。

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