MY介護の広場トップ >  一般のみなさま >  介護予防と健康維持 >  介護が必要になりやすい病気・症状 >  糖尿病のリハビリテーション

糖尿病のリハビリテーション

運動は必須ですが、医師の指示のもと注意して行ないましょう。

 糖尿病のリハビリテーションは、後遺症の種類によって変わってきます。また、糖尿病の悪化や進行、合併症の発症を防ぐためには、メタボや高血圧の解消が必須です。そのためには食事療法に加えて、運動療法を行なう必要があります。

 しかし、すでに「糖尿病性網膜症」「糖尿病性腎症」「糖尿病性神経障害」の3大合併症を発症している場合は、病態によって運動に以下のような注意が必要です。また、高血圧や心臓に疾患のある方は、医師の指示を仰ぐようにしてください。

糖尿病性網膜症の方の運動

 糖尿病性網膜症が重度の場合は、運動による血流の増加で、網膜の血管が損傷して出血する恐れがあります。医師の指導のもと、ゆっくりとした歩行などの軽い運動に止めましょう。

糖尿病性腎症の方の運動

 糖尿病性腎症の方は、運動後に尿タンパクや尿中アルブミンの量が増加することがあります。その場合は、医師の指導のもと、慎重に運動療法を行ないましょう。

糖尿病性神経障害の方の運動

 糖尿病性神経障害の方は、足の感覚が低下している場合が多くなっています。運動によりケガをしても気がつかず悪化させてしまうことがあります。ごく軽い運動に止めるか、医師の指導のもと、慎重に運動療法を行ないましょう。

MY介護の広場トップ >  一般のみなさま >  介護予防と健康維持 >  介護が必要になりやすい病気・症状 >  糖尿病のリハビリテーション