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くも膜下出血の前兆

くも膜下出血は前兆がないことが多いですが、血圧変動がサインとなる場合もあります。

 くも膜下出血は、脳動脈瘤が破裂することで起こります。この破裂は多くの場合、突然発生します。従って、脳梗塞のように、しびれや片麻痺などの前兆がない場合がほとんどです。

 しかし、本格的に脳動脈瘤が破裂する前に、少しだけ裂けて、少量の出血があったり、神経を圧迫したりして、軽い頭痛の症状が見られることがあります。これは「警告頭痛」と呼ばれますが、残念ながら、大抵の場合は「単なる頭痛」と思い、病院に行く方は多くありません。

 少量の出血があったり、神経を圧迫する場所によっては、まぶたが下がるなどの状態になることがあります。これは脳神経の麻痺によるものですので、くも膜下出血の前兆になることがあります。すぐに専門医のいる病院に行くようにしてください。
 また、血圧が乱れる場合も注意が必要です。くも膜下出血を起こした方が、その数日前から血圧の乱高下をくり返した例がありますので、日々の血圧チェックはぜひ実践するようにしてください。

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