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自立支援型介護を進める中でのリスクマネジメント

第4回「自立支援」改定のポイントと多職種連携

◇ポイント2 新加算にかかる多様な専門職とのかかわり例

 これら「低栄養リスクの把握」や「口腔ケアの体制整備」にかかる加算も、生活機能向上連携加算と同じく、外部の専門職との連携が大きなポイントとなっています。
 前者について言えば、スクリーニング(把握)したリスク情報を担当ケアマネジャーに提供することが要件となっています。ケアマネジャーとしては、その情報を第三者の視点で精査し、プラン変更の必要性などを現場とすりあわせていくことになります。また、栄養改善加算の取得については、管理栄養士(今改定で外部の管理栄養士との連携でも算定可となりました)との協働も必要です。
 後者は、言うまでもなく歯科医師や歯科衛生士が、現場の介護職のスキル向上に向けた指導的役割を果たします。ただし、助言・指導を受ける側としては、日常の口腔ケアにかかる課題を整理して臨むなど能動的なかかわりがなければスキル向上の効果は十分に果たせません。その意味で、介護職側の主体的な取組みも問われることになります。
 いずれにしても、こうした外部の専門職がかかわるなかにおいては、職場の風土が新たな刺激を受けることになります。ある意味で、これが新たな仕組みの目的とも言えるわけですが、刺激を受ける側が受動的なままだと、副作用が生じる懸念もあります。

 今シリーズでは、自立支援の過程における利用者側のリスク変動に焦点を当てています。一方で、事故等の発生に「支援者側のリスク」も潜んでいる点を考えれば、「外部の専門職のかかわり」が現場に負の影響を与える点にも注意しなければなりません。これも自立支援・重度化防止にかかる変動しやすいリスクの一つとして受け止めることが必要です。

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